若手の成長株・新潟の木村圭吾が2023-24シーズンにサンダーズに加入

写真提供/新潟アルビレックスBB

 2019年に第12回スラムダンク奨学生として渡米し、新型コロナウイルス感染拡大の影響で帰国した2021年から新潟アルビレックスBBでプレーする木村圭吾が、2023-24シーズンに群馬クレインサンダーズに加入することが決まった。

 若手らしいアグレッシブなハッスルプレーはもちろん、思い切りのよいシュートを放ち常にチームを鼓舞。2021-22シーズンのサンダーズ戦では、3ポイントシュートを6本中5本(成功率83%)決めたほど、「乗った時の爆発力は目を見張るものがある」とクラブも評価。そして、「チャレンジ精神が強く、とにかく努力できる彼のようなプレイヤーは群馬クレインサンダーズでもチームメイトたちに良い刺激と緊張感をもたらし、チームが上を目指して戦う上で大切な役割を担ってくれるだろう」と期待する。
 新潟で星野曹樹とチームメイトだったこともあり、早くチームに溶け込めそうだ。

 サンダーズにはこれまでスラムダンク奨学生出身選手が多く在籍しており、並里成(第1回)をはじめ、山崎稜(第4回、来季は広島)、酒井達晶(第9回、アシスタントコーチ兼通訳として2022-23シーズンまで在籍)、矢代雪次郎(第3回、2016-17に在籍)と、木村で5人目。

  サンダーズへの入団が決まったことについて木村は、「素晴らしい環境の中で、チームメイトからたくさん学び成長し、チームの目標に貢献できるように精一杯頑張ります」とクラブを通じてコメントしている。

■Profile
木村圭吾(きむら・けいご)

2000年11月8日生まれ、東京都出身。八王子学園八王子高校~セントトーマスモアスクール~セントジョセフ大学~新潟アルビレックスBB。高校時代は1年生から持ち前の得点力で活躍。3年生の時のウインターアップで1試合平均41得点を挙げ、得点王力の高さを見せつけた。2022-23シーズンの成績は、先発26試合を含む57試合に出場。フィールドゴール成功率32.6%、3ポイントシュートの成功率28.6%、1試合平均のアシスト数2.6だった。ポジションはシューティングガード(SG)、188㎝・82㎏。