ブラウブリッツ秋田のFW武颯選手が来季、ザスパクサツ群馬に期限付き移籍をすることが決まった。移籍期間は2023年2月1日から2024年1月31日までで、秋田と対戦するすべての公式戦に出場することはできない。
神奈川県出身の武選手は、横浜F・マリノスユースから早稲田大学に進み、卒業後は福島ユナイテッドFC(2018~19年)でプロ選手としてのスタートを切った。20年にJ3のカターレ富山へ移籍し、21年からはJ2の秋田でプレーしていた。
武選手は、多彩なシュートバリエーションを持つFWで、どんな位置からでもゴールを狙えるストライカー。強靭なフィジカルで空中戦にも強く、相手DFラインの背後を突いた抜け出しでシュートチャンスを作れる選手でもある。また、武選手のJリーグデビュー戦は、群馬がJ3に降格して迎えた開幕試合(18年3月11日)の富山VS群馬と、少なからず群馬との縁がある。
クラブを通じ武選手は、「初めまして! ブラウブリッツ秋田から加入することになりました。武颯です。まずは、僕を受け入れてくださったザスパクサツ群馬さん、本当にありがとうございます。感謝申し上げます。 群馬のために、僕のすべてをぶつけて戦います。そして、日々成長し、進化していきたいと思います。 ファン・サポーターの皆様の力も貸してください。たくさんの応援をよろしくお願いします! そして、僕は温泉や食べること、カフェ巡りなどが好きなので、ぜひ、いろいろなところを教えてください!!」と温かい人柄を感じさせるコメントを寄せてくれた。
■Profile
武 颯(たけ・はやて)
1995年7月17日生まれ、神奈川県出身。六浦毎日SC~横浜F・マリノスプライマリー追浜~横浜F・マリノスJrユース追浜~横浜F・マリノスユース~早稲田大学~福島ユナイテッドFC~カターレ富山~ブラウブリッツ秋田。175㎝・67㎏、利き足は右。昨季は39試合に出場し、4得点を挙げている。